ブラインド・レモン・ジェファソン ワン・ダイム・ブルース
- 2022.08.11 Thursday
- 08:31
JUGEMテーマ:No Music, No Life
昔懐かしの音と、いうわけではないな。
なんだかんだのカントリー・ブルースという流れになるのかもしれないが、そんな感じでもない。
そう、やることが明確になっていて、楽器やその録音が・・そうなっているだけなのだろう。
確かにカントリーという部分にされることはあたりませなのだろう。
だが、何かが違うわけだ。
明確な何かに対する意識が非常に伝わってくる部分がある。
それが歌の力強さにもなっているのだろう。
ギターも見事に歌っている。
弾き語りという部分にされそうだが、そうではないのはこの意思の強さなのだろう。
何かを伝える。
そう、自分を自分の音楽で表現をする。
それが明確なのだ。
生のギターが歌っている感覚がなんだろう非常に潔いわけだ。
この潔さが伝えたい音になって伝わってくる。
その表現の音が本当に強い意思で作られているからいまだに何気にキチンと存在するわけだ。
レコード針とレコードのすれる音が聞こえてくるレコードのCD化盤。
昔懐かしの世界にもつながっているこの作業の音がまた何かを伝えてくれている。
歴史なのか?
この軽く弾かれる音がほんとうにファンキーだ。
ブルースにファンキーという表現はおかしいかもしれないが、そのぐらいに音が踊っている。
いやあ、気分よくいまだに聞くことができる音がこの作品。
ブルースの本当のすごさはこの音なのかもしれないね。